運命石
人間の一年分の幸福と不幸の比率が可視化したもの。宝石のような形をしているため、こう呼ばれている。
天使によって創り出され、サンタクロースによって一年ごとに人々の元に届けられる。
製造当初は幸福の割合が10で、持っていると降りかかる不幸を代わりに全て吸収するが、
吸収した不幸の分だけ石の純度が下がり、不幸の比率が増えてしまう。
また、石に触れるのはサンタクロースのみ。





サンタクロース
ラッツェルランドの男性のみが目覚める能力。
異世界にのみ存在する魔原子を操り、簡単な魔法を使う事が可能。
石に触れる事が出来、クランプスからの干渉を防いで
石をなるだけ幸運の比率が高い状態に保つ事が主な仕事。
サンタクロースには特別な学校が用意されており、
中等部に上がると同時に決定されるパートナーのトナカイと日常生活の殆どを過ごす。




トナカイ
ラッツェルランドの女性のみが目覚める能力。
異世界にのみ存在する魔原子に対する強い耐性を持っていて、サンタクロースの護衛及び補助が仕事。
トナカイには特別な学校が用意されており、
中等部に上がると同時に決定されるパートナーのサンタクロースと日常生活の殆どを過ごす。
一般的に彼女達は魔法を扱う事は出来ないが、
例外的にサンタ同様魔法の使えるトナカイもごく少数存在していて、彼女達は特別な『名前』を与えられている。



クランプス
魔界からやって来た異形の血を引く者。
異世界の者独特の特徴的な紅い瞳を持ち、魔原子を操る能力も非常に高い。
サンタクロースへの攻撃によって石に干渉し、不幸の比率を上げるのが仕事。
元は異なる世界の住人なので、人間界の環境が身体に合わない者も稀に居る。
クランプスにもサンタやトナカイと同じく、専門の学校が用意されている。



天使
この世界の在り方を管理している。
人間界の環境に順応出来る者は少なく、目にする事は滅多に無い。





コルヴァトゥリの街にある二つの学校。両校の生徒達は総じて仲が悪いが、友好的な者もごく一部存在する。
どちらも特別な能力を持たなければ、入学を認められない。


セント・リュミエーリア
サンタクロースとトナカイのための学校。
中等部から大学までエスカレーター。
学費は政府負担で、また業務成績に応じて給与を得る事が出来る。

ルーノ・グラキエース
クランプスのための学校。
初等部の存在以外はリュミエーリアと同じ。





ラッツェルランド
世界のどこかに存在する国。
各地に異なる世界へと繋がる亀裂、通称『ゲート』が点在している。
ゲート近くに住む者はその世界の影響を強く受けるため、不思議な能力を得る事がある。

コルヴァトゥリ
ラッツェルランドの北端に存在する、サンタクロースとトナカイ、そしてクランプス達のための街。
サンタクロースとトナカイの為の学校と、クランプス達のための学校が街の両端にあるが、
関係者しか入る事が出来ず、また街の中にはゲートがあるため適性の無い者の目には映らない事すらある。
夏は日が沈まず、冬は日が昇らない期間がある。
かなり寒冷な気候なのだが、クランプス達のために人為的な気候の調整が行われており、
気温の下降は本来のものより大分押さえられている。

リヴァニエラ
コルヴァトゥリの一番近くにある大きな街。近くと言っても片道二時間は軽く掛かる。
特に規制のかかっていない普通の街ではあるが、近くにゲートがあるためこの街の出身者にはサンタやトナカイが多い。
中等部以上の生徒達もこの街の出身者が殆どで、休みの期間などは多くの生徒を見かけることが出来る。